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Vol.522【 用語:転回形 Inversion その2 】

すぎやま

こんにちは!杉山です。

今度の月曜日、良かったら聞きに来て下さいー!!

日時:2024年1月29日(月)
場所:酔いどれ伯爵(関内)
時間:開演19:30 予定
予定出演者:池田聖子(vo) 杉山貴彦(p) 上田基(b) 中屋啓之(d)

それから、そろそろ6月22日(土)ライブ&セッションの準備もスタートしたいと思っています。

こちらは皆さん一曲一曲持ち寄ってステージを作る形になります。

近々フライヤーも準備しますので、興味のある方はぜひお声がけください!

Inversion

 以前、子供の本を使ってトライアドのインバージョンの説明をしましたが、

 今回はもう少し大人な感じで、、、バークリーのRay Santisi先生の本からのご紹介です。

 前回の説明と重複しますが「一番下の音を1オクターブ上へ移動させること」
これを1度行えばfirst inversion、2度行えばsecond inversion、という具合です。

 ”inversion”という言葉は文法でいう”倒置”という意味でもあります。少しイメージしやすくなったでしょうか?

それぞれの転回形をコードネームで表記してみよう

 上の画像にあるそれぞれのインバージョンをコードネームで表記すると以下のようになります。

CMaj7のRoot Position → CMaj7
CMaj7のFirst Inversion → CMaj7/E
CMaj7のSecond Inversion → CMaj7/G
CMaj7のThird Inversion → CMaj7/B

 転回形をコードネームで表記する場合は、上記のようにスラッシュを使います。音楽的にはベースが何の音になるかが大切なので、first inversionといった形では書かず、直接ベース音を分母に記します。

スラッシュコードに関しては以下の関連記事を参考にして下さい。

最後に

 コードそのまま(Root Positon)が分かるようになった方の次のステップとしては

①転回形の練習 ②さらにテンションを追加

と範囲を広げていくのが一般的です。

皆さんのやりたい内容に合わせて、取り組む内容は調整することになると思いますが、ジャズを演奏する場合はいずれにせよどちらにも強くなる必要があるので、ハノンのような地道な練習が苦でない方は、ひたすら転回形の練習をしていくのもアリだと思います。

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