
こんにちは!杉山です。
かなり暑い毎日が続いていますが、みなさま夏バテなどなさってないでしょうか?
私は食欲もビールも相変わらずなので、元気だと思います(笑)
夜は寝苦しいですけどね、、、
暑い夏が終わった頃に、セッション会を企画したいなあと思っています。
良かったらぜひそこに向けて、ピアノはもちろん、左手ベースやドラムも練習してみてください。
Wynton Kelly Solo 1st chorus on If I Should Lose You
皆さんのステージ演奏に刺激を受けて、自分も心を改めてのリスタートです!
というわけで、今回はやっぱり基本のトランスクリプションをやりました。
ハンク・モブレーのソウル・ステーションという有名なアルバムからIf I Should Lose Youの中のウィントン・ケリーのソロをトランスクライブしました。
黒本はキーBbですが、音源はキーFで演奏されています。
(後でBbに移調したものも載せようと思っています。)
ただ、アップするだけでは面白くないので、いくつかフレーズをピックアップしてみました。
よかったらぜひ参考にしてください。
Pick Up 1

ここはガイドトーンラインを使ったアイデアとも受け取れるものです。

自分なりにリズムを変えて弾いてみてください。
Pick Up 2

拙著の最初でも練習に取り入れているリズムパターンのパターン4と3度の移動を使うことでできるフレーズです。
ここではキーCで書いてみました。

Pick Up 3

隣り合ったコードトーン(またはテンション)とその間にあるバッシングノートを使うことでできるフレーズです。
ここでは例としてCMaj7上で作れるフレーズを書きました。

あまり理屈ばかりになるのも良くないとは思いますが、ただ弾いてみるだけよりは、ある程度こういったことを意識した方が応用につながると思います。
ぜひ別の曲の中でも使ってみてください。
Wynton Kelly Solo 2nd chorus on If I Should Lose You
2ndコーラスはフレーズではなく、歌い方のパターンを取り上げてみました。

上記、2ndコーラスの初めの5小節間は、概ね以下のようなパターンにまとめられるかと思います。

一番大切なのは最後の音になると思います。ここではキーがDmなので、最後はトニックであるDの音でフレーズを終わりにしています。
アドリブソロがあまりジャズらしくならない理由として、使える音ばかりに意識が働いて、リズムをおざなりにしてしまう、ということがあったりします。
一度使う音はシンプルにして、このリズムパターンのようにフレーズをしっかり切ることで、突然ジャズのフィールを感じられるようになるかもしれません。
ぜひ挑戦してみてください!
こんにちは!杉山です。
ライブ&セッション2024が無事に終わりました!(もうしばらく経ってしまいましたが、、、)
出演者の皆様は本当にありがとうございました。
貴重な時間が過ごせて、僕にとってとても幸せな時間でした。
打ち上げもゆっくりお話しできて楽しかったです(^^)
早速来年の改善点ですが(笑)、来年は前半と後半を入れ替え制にしてみようかと思っています。
それでご招待の人数も自由(もしくは5人くらい?)にして、できればまだ出演したことないけど興味のある生徒さんにも来てもらえたらなぁと思っています。
これだけのステージ、たくさんの方に聞いていただかないともったいないですし、それでもっとジャズのライブを聞きにいってくれる方が1人でも増えてくれたら嬉しいですしね。
それから7/26(金)によいどれ伯爵に出演します!よろしければぜひー!
場所:よいどれ伯爵(関内)
日時:2024年7月26日(金)
時間:開演19:30 予定
予定出演者:池田聖子(vo) 杉山貴彦(p) 上田基(b) 中屋啓之(d)