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Vol.496 【 簡単!ステップごとに取り組める左手ツービートのベース 】

すぎやま

こんにちは!杉山です。

先日の杉山セッション会にお越しくださった皆様、ありがとうございました!

めちゃくちゃいい具合に成り立つし、めちゃくちゃいい具合に気楽だし、なんていうか、とりあえず音にしてみる楽しさ、みたいな、ジャズを始めた頃の純粋なワクワクを楽しめました。

この企画のおかげで久しぶりに会えた生徒さんやゲストの方もいたし、それから皆さんの隠れたスキルを目の当たりにしたり笑、本当に充実の時間でした(><)

プライバシー重視でモザイク強く、何も参考にならないと思いますが、当日の写真です。想像力でカバーしてください(笑)

期待していた以上に楽しい時間で、また早くやりたくなりました笑

  ↓↓↓

というわけで、早速次回の告知です!

☆杉山セッション会☆

場所:菊名JAM(菊名)
日時:2023年10月29日(日)
時間:15:00スタート 19:00終了(出入りは自由です)
会費:2000円

さすがに4時間は長い?と思いましたが、とりあえずやってみないと分からないので、試しに4時間にしてみました。

お酒多めにもっていかないと笑

まずは2ビートのベースを弾いてみよう!

 杉山セッション会でも皆さんに弾いてもらったベースですが、いったんここでも記事という形でまとめてみようと思います。(当日ラミネートしてもっていった資料の一部を実際の音源付きでまとめた内容です)

 今回はツービートと言って、2分音符を中心にした(1小節の中に2つ音が入る)ベースのみ取り上げます。(フォービート(4beat)は次回以降に取り上げたいと思ってます)

 次回、杉山セッション会に参加する前によかったらぜひ、予習してみてください。

On the sunny side of the streetを題材にしました

 この記事ではon the sunny side of the streetのベースパートを除いた音源を用いて、以下に紹介するステップごとのベースパターンがどのようなサウンドになるのか確認できるように収録してみました。

まずはカラオケを聞いてみよう

 まずはベースの入っていないマイナスワンを聞いてみましょう。
 やっぱり低音がないと寂しいですね笑

ベースパートのないOn the sunny side of the street

ステップ1 : ルートだけを使って弾こう

ステップ1の型

まず何より大事なルート(根音)!これだけを使ったベースです。
以下の譜面のようにルート(Root)を2分音符で弾くだけという、とってもシンプルなものです。

型を当てはめてみると

On the sunny side of the streetのコード進行と上の型を当てはめると、結果として譜面ではこのようになります。

コードがC6だからC(ド)の音、コードがE7だからE(ミ)の音、とアルファベット表記だけ分かれば弾けます。

ちなみに、8小節目のコード進行(Em7 A7 Dm7 G7のところ)は2拍目と4拍目は無視しちゃってます。

実際にどんなサウンドになるか聞いてみよう

今回は杉山セッション会で使ったオモチャのキーボードで実際に録画してみました。なので、セッション会でも似たような音になるんじゃないかと思います。

ルートだけを使って弾いたベース

ステップ2 : ルートと5度を使って弾こう

ステップ2の型

次のステップは以下の譜面のように、ルートと5thを使ったものです。

型を当てはめてみると

On the sunny side of the streetのコード進行と上の型を当てはめると、結果として譜面ではこのようになります。

5thは最初のルートに対して上を弾いても下を弾いても、どちらでもオーケーです。

実際にどんなサウンドになるか聞いてみよう

ステップ3 : 2ウラ4ウラにも音を入れよう

ステップ3の型

次のステップは以下の譜面のように、2拍目と4拍目の裏拍でもう一度同じ音を打ち直す弾き方です。

型を当てはめてみると

On the sunny side of the streetのコード進行と上の型を当てはめると、結果として譜面ではこのようになります。

実際にどんなサウンドになるか聞いてみよう

ステップ4 : 4拍目にクロマチックアプローチを入れてみよう

ステップ4の型

次のステップは以下の譜面のように、4拍目に次のコードに向かうクロマチックアプローチを入れる方法です。

型を当てはめてみると

On the sunny side of the streetのコード進行と上の型を当てはめると、結果として譜面ではこのようになります。

全てにクロマチックアプローチを入れるとしつこいので、この譜面では偶数小節のところに入れています。実際は以下の音源で弾いているようにバランスをとって入れるようにするといいかと思います。

実際にどんなサウンドになるか聞いてみよう

最後に

今回の記事では2ビートの簡単な弾き方をステップごとに分けて書きました。

ピアノの場合はなかなかこうはいきませんが、ベースの場合は初期の段階からセッションに参加しやすいです!

私のレッスンでセッション向きのピアノをやっていない方でも「これなら自分も参加できるかも?」と思ってもらえたのではないでしょうか。

ぜひぜひ、杉山セッション会にベースで参加してみてください!

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