教則本のリズムパターンの中で左手を刻めるようになろう
前回は右手で8分音符を弾きながら”おすすめの左手リズム”を刻みましょうという練習でした。
左手のリズムがわかったら、今回は左手のリズムはそのままに、右手のリズムを変えていきたいと思います。
右手で使うリズムは私の教則本(p.8)に書いてあるパターン1〜8です。
教則本では…
教則本「メジャースケールから始めるやさしいジャズアドリブの弾き方」は、特にピアノと限定せず、ト音記号の読める全ての楽器奏者に対応するため、「左手の使い方」や「ピアニストのための指使い」には触れていません。
ですので、教則本をもとにアドリブ練習をしてくださっているピアニストの方たちには、ぜひ以下の動画で示している左手の入れ方を、まずは練習していただきたいと思っています。
今回練習する内容は
というわけで、今回は
の組み合わせを一通り弾いてみました。ぜひ動画を参考に、練習してみてください。
参考動画です
ちなみに、今回の譜面では左手の位置関係が分かりやすくなるように、弾いていないところはあえて×で記してあります。
そのため右手は音を伸ばしていたり切っていたりと曖昧です。細かいところはあまり突っ込まないでください(汗)。
おすすめの練習方法
ピアノを弾き出す前のリズム確認として、ドラマーが練習するように、左右の手のひらで膝を叩いて練習するのもおすすめです。
音程が入ることで他のことに気が散ってしまうこともあると思いますので、はじめは純粋にリズムのみにしぼって練習するといいのではないかと思います。
いずれにせよ、体が覚えてくれるまでは繰り返しが必要ですので、「時が経てば変化していく自分」を信じてしばらく繰り返し練習してみてください!
右手:教則本のパターン1〜8(p.8)のリズム
左手:前回書いたおすすめのリズム