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Vol.566【 ハーモニック・ユニバース Harmonic Universe メジャー版 】

すぎやま

こんにちは!杉山です。

事後報告になってしまいましたが、本日は川崎ミューザのジャズアカデミーでピアノを演奏してきました!
足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

Oki Junkoさんデザインの可愛いTシャツが好評で、スタッフの方々もとても喜んでいました(笑)。


明日 10/4(土) は、多摩川花火大会のステージ にて演奏します。
今回もボーカル 山田ゆきさん のサポートで出演させていただきます。

野外ステージですので、花火大会と合わせて多くの方に観覧いただけるのではないかと思います。
ぜひお近くの方はお立ち寄りください。

ハーモニック・ユニバース

個人的に、音楽理論はサポート役であり、主役はやっぱり音楽そのものだと思っています。

とはいえ、音楽理論は大切(笑)。

最近レッスンの中で、アナライズ(分析)の重要性を再確認している生徒さんが増えているように感じています。

そこで、今回は『Jazz Composition』で紹介されている ハーモニック・ユニバース について取り上げたいと思います。

ダイアトニックとノンダイアトニック

レッスンや拙著では、コードを大きく次の2つに分けて考えることをおすすめしています。

ダイアトニックコード vs ノンダイアトニックコード

その中のノンダイアトニックコードの根拠の一つとしてよく出てくるのが セカンダリードミナント と、それに関わるコード群です。
(もう一つの重要な要素はモーダルインターチェンジですが、今回は触れません。)

ハーモニック・ユニバースの役割

この ハーモニック・ユニバース を使えば、セカンダリードミナントと related II-7(リレイテッドII-7)を体系的に整理することができます。

実際の表を見てみましょう。

レッスンでは「全部を網羅」すると複雑になりすぎるため、適度な範囲に絞って説明しています。
ですが、全体をリスト化するとこのようになります。

すべてのコードが瞬時に浮かぶ必要はありませんが、ダイアトニックコードから辿って、セカンダリードミナントや related II-7 が見えてくる感覚 が身につくと、アナライズがぐっと速くなり、初見での理解力も大きく高まります。


最後に

今回の記事では「ハーモニック・ユニバース」という表を紹介するところまでにしました。
アナライズを普段からやっていない方には「なんのことやら」という内容ですね…

ぜひ 他のキーでもこのハーモニック・ユニバースを自分で埋めてみてください
演奏から離れて座学と割り切ってやってみるのも一つかもしれません。

すぎやま

良かったらこのキーFのハーモニック・ユニバースを埋めてみてください!

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