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Vol.570【 基本のツーファイブワンをよく出てくるキーから練習してみよう 】

すぎやま

こんにちは、杉山です。 2026年になりました!

昨年も皆さまのおかげで、たくさんの楽しい時間を過ごすことができました。 何より、皆様とのレッスンの時間と、ほどよく少なめのライブ(笑)が、今の自分にとっての栄養源であり、モチベーションになっています。 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

2025年の終盤は、特に山田ゆき(vo)さん&かわさきジャズ関連で、記者発表会、工場夜景の船上での演奏、テレビ生出演、そして雨と戦った多摩川花火大会など…… さまざまな現場で楽しい体験をさせて頂きました。

2026年も新しいことに挑戦しつつ、 最近は加齢のせいか、1日でできることが少しずつ減ってきている気もするので(笑)、 もう少し効率よくマルチタスクできるように頑張ろうと思います。

……その成果は、このメール配信にも表れてくるはず。
と書いておけば、「メール書かなきゃ!」と思うはず、という作戦です。


さて、今年のライブ&セッションは 6/6(土) に決定しました。 近々フライヤーを作成しますので、出演してくださる方はぜひご検討ください。
※あくまで自由参加です。 ただ、とても良い経験になると思いますので、よろしければ前向きに検討していただけたら嬉しいです。


1月は、いつもの よいどれ伯爵 での演奏に加えて、 久しぶりにバークリーの友人達とのライブもあります(※ジャズではありません)。

久々のリユニオンということもあり、今からとても楽しみにしている一日のひとつです。


それからいつもの「よいどれ伯爵」もあります!
その場の流れによって、普通に演奏したり、どっかの世界にいっちゃったりと、楽しませていただいております。

日時:2026年1月30日(金)
場所:よいどれ伯爵(関内)
時間:開演19:30
出演:池田聖子(vo) 杉山貴彦(p) 上田基(b) 林伸一郎(d)

本年もどうぞよろしくお願いいたします!

12キーのツーファイブワンを一覧で確認してみよう

今日は、基本となるツーファイブワン(Ⅱm7–Ⅴ7–Ⅰ)を12キーすべてで一覧にしてみました。

ツーファイブワンは、ジャズを演奏する上で避けて通れない基本進行ですが、だからこそ「どこから手をつけたらいいのか分からない」と感じる方も多いと思います。

(ツーファイブワンのフレーズを全キーで弾く!というのはとても効果的な練習ですが、ビギナーにはお勧めしません。もし自分がピアノを始めたばかりの時にそれをやり出したら自信を失ってると思います笑)


スモールステップから始めるアドリブ

拙著では、 「まずは一つのスケールからスタートする」 というスモールステップでのアドリブへの入り方を推奨しています。

これは今でも、アドリブを初めて学ぶ方にとって、最も無理のない方法だと思っています(実際皆様のお陰で結果も出ていますし)。いきなりコードが次々に変わる中で対応しようとすると、どうしても情報量が多くなりすぎてしまうからです。

ただし、実際のジャズの曲を見てみると、 たとえ曲全体としては転調していなくても、途中で他のキーのツーファイブワンが現れることは日常茶飯事です。


「キーに慣れる」ことの大切さ

そこで役に立つのが、拙著のコンセプトでもある **「キーごとのスケールに慣れておく」**という考え方です。

それぞれのキーのメジャースケールやコード・スケールにある程度親しんでおくと、 結果的にかなり多くのスタンダード曲をカバーできるようになります。

細かい理論をすべて覚える必要はありません。 まずは「このキーのこんな感じ」という感覚を身体に入れていくことが大切です。


12キーのツーファイブワンを練習しよう

そこで今回は、12あるキーすべてのツーファイブワンを整理しました。

クラシックピアノを経験された方なら、ハノンなどで 全調の長調スケールを練習した記憶があると思います。

それと同じ感覚で、

  • 12キーのメジャースケール
  • それぞれのツーファイブワンのボイシング

をセットで練習しておくと、「パーツ」として様々な曲で使えるようになるので、とてもおすすめです。


251の一覧(アベイラブル・ノート・スケールと左手のボイシング)

以下に、それぞれのキーの

  • アベイラブル・ノート・スケール(コード・スケール)
  • 左手のボイシング

を譜面にまとめました。

pdfデータはこちらからどうぞ。

それからこれはBメジャーと同じですが、フラット系(Cb)にした譜面です。

練習方法について

左手は、譜面に書かれているボイシングをそのまま使ってください。 右手は拙著で紹介しているように、まずは 「上がり下がりにリズムをつける」 といったシンプルな形から始めるのがおすすめです。

余裕があればそれ以降も拙著に従ってアルペジオを入れたりクロマチックを入れたりしてみてください。とはいえ、ひとまずはそれぞれのキーに慣れるだけで十分です。


ボイシングについて補足

左手のボイシングには、いわゆる Aボイシング / Bボイシング がありますが、 今回は自分が実際によく使っている方のボイシングを譜面に載せています。

もちろん、最終的にはABどちらも弾けるようになるのが理想です。 ただ、練習の優先順位としては、 まず一つをしっかり安定して弾けるようになることの方が大切だと思います。


練習するキーの順番について

一般的には、

  • フラットが増えていく流れでフラット系
  • その後、シャープが増えていく流れでシャープ系

という順番で練習することが多いと思います。

ただ、実際は 今取り組んでいる曲ややりたい曲に合わせて、必要なキーから練習する方がいいと思います。

実際の曲と結びついた練習の方が、 理解も定着も早く、演奏にもすぐ活かせるからです。


おわりに

ツーファイブワンは、「覚えるもの」というよりも、まずは 「慣れていくもの」だと思って取り組んでみてください。

一つひとつのキーを、少しずつ身体に入れていくことで、 気がついたときには初見の譜面でもツーファイブワンやツーファイブを見つけられるようになり、余裕を持って対応できるようになります。

ぜひ、ご自身のペースで取り組んでみてください。

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