There will never be another youのテーマ、bar1からbar3まで
今回はThere will never be another youのテーマを使って本題を進めていこうと思います。
この曲のバー1からバー3までは以下の譜面のようになっています。
この譜面をジャズプレイヤーが普通に弾くと、そのまま譜面通り弾くということは(ほぼ)なく、リズムを変えたり、使う音を変えたり加えたりして、自分なりのメロディーに仕上げることになります。
一方で、変化を加えた形に慣れ、自分なりの歌い方ができてくると、その形が固定化し「譜面とは違うけど、実際弾いているメロディーは毎回同じだ〜(><)」ということもよく起こります。
そこで今回はリズムパターンを使って、強制的に(!)いろんな形で弾けるようにしてみましょう!というエクササイズです。
利用したリズムパターン
毎回同じリズムパターンばかりを使って申し訳ないのですが、仕組みややり方が伝わればいいと思いますので、これでご容赦ください。
そういうわけで拙著「メジャースケールから」からベーシックなリズムパターンを引用しました。
There will never be another youのbar1にリズムパターンを当てはめると
これをThere will never be another youのbar1に適用すると、それぞれ以下のような譜面になりいます。
この譜面はあくまで「結果的にこうなりますよ」という意味で記しただけですので、実際はもとのリードシートとリズムパターンを見ながら弾くようにしてください。
譜面通り弾くのは、文字通り譜面通りですが、リードシートのメロディーをリズムパターンに乗せて弾くことには、自分で変化させて弾くという過程があります。そこが大切だと思います。
実際に演奏してみました
実際に使う使わないは別にして、こういったことに慣れて自分の中でいろんな選択肢をストックしておくと、テーマを弾く楽しみが格段に増すと思います。
bar1だけでも本当にたくさんの弾き方ができますので、ぜひ、そういったところも楽しみながらテーマを弾いてみてください!