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Vol.471 【 Kenny Drew Intro on Come Rain or Come Shine 】

こんにちは!杉山です。

Kenny Drew Intro on Come Rain or Come Shine

今回はケニー・ドリューの弾く「降っても晴れても」のイントロをトランスクライブしました。

元の音源はこちらです。

Come Rain or Come Shine – Kenny Drew Trio

とても複雑に感じるかもしれませんが、コードはとてもシンプルです(でもやっぱりリズムは難しいかも笑)

イントロのトランスクリプションとデモ演奏

トランスクリプション

上の音源を採譜したものはこちらになります。ピアノ1人だとベースの弾く低音が聞こえないので、気になる方は左手を1オクターブ下げて弾いてみてもいいかもしれません。

ケニー・ドリューの弾くCome Rain or Come Shineのイントロ

デモ演奏

いつものように間にゆっくりバージョンを挟んで演奏してみました。

ベースもドラムも入っていないので、イメージが違って聞こえると思いますが、ピアノはだいたいこんな感じだと思います。

解説

ドミナントペダル

この音源はドミナントペダルを使ったイントロになっています。

ドミナントというのはキーの5度に当たる音、この場合はキーがFなので、その5度に当たるCの音を言います。

また、ある音を継続して弾くことをペダルと言います。

ドミナントペダルに合わせるコード

さて、そのドミナントペダルに合わせるコードは色々ありますが、ここではトニックであるFと、その半音上にあたるGbのコードが1小節ごとに使われています。

コード進行

| F/C | Gb/C | F/C | Gb/C |
| F/C | Gb/C | F/C | Gb/C C7 |

コードネームだけで見るととてもシンプルですが、リズムや転回系を上手に使うことで、これだけ躍動感に溢れたイントロになる、というのも興味深いですね。

イージーバージョン

簡略化した楽譜

裏拍を常に弾くのは慣れた方でないとかなり難しいのではないかと思います。以下にもう少し簡略化した譜面を作ってみましたので、よかったらこちらも練習してみてください。

とはいえ、こちらも基本的には2,4拍でドミナントペダルの音を弾いているので、こちらも難しいと感じるかもしれません。ドミナントペダルではこのように2,4拍で弾くこと多いので、ぜひ慣れていただければと思います。

デモ演奏

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