レッスンにご興味のある方はまず体験レッスンにいらしてください。お申し込みはこちらからどうぞ!

Cメジャースケール上でのアベイラブルテンション

すぎやま

こんにちは!杉山です。

500回目の配信になりました!
そんなに送ってるのかっ!!って感じです笑

本当に500回も送ってるのか???
ワタシはいったい何歳なんだ??笑

ふりかえってみれば、このメール配信は、みなさんとの情報共有はもちろん、みなさんに発破かけたり笑、お休みしていた生徒さんとまた連絡を取るきっかけになったり、と、いいことづくめでした。

セッション向けのヒント中心で、ソロピアノとか作曲とかの生徒さんには関係のないことも多いかと思いますが、ひきつづきこの週一メールをお送りさせて頂ければありがたいです。

メールが不要な方はこちらから簡単に解除できますので、サクッと解除しちゃってください。

Cメジャー上でのテンション

 前回はメジャースケールのダイアトニックコードにでてくる4つのコードタイプでアベイラブルテンションについて考えてみました。

 今回はこのテンションをCメジャーのダイアトニックコード上に書き込んで、実際の扱いを考えてみたいと思います。

Cメジャーダイアトニックコードとアベイラブルテンション

以下はCメジャーにおけるダイアトニックコードです。

次に前回の記事に基づいてアベイラブルテンションを書きこんでみました。

シャープのついている音が含まれているのが分かるでしょうか。

シャープのついている音は

  • コード単体のテンションとしては適切なものの
  • キーCメジャーの中では逸脱する音

です。

 そのため、和声としては上記のテンション音は正しいものの、それら全て(シャープのついたテンションも一緒くたに)をキーCメジャーの中で使おうとすると、少しおかしなことになります。

テンション9度を考えてみよう

 全てのテンションノートを考えると大変なので、今回は一般的なレフトハンドボイシングでよく使われる9度のテンションのみ考えてみます。

以下の譜面ではダイアトニックコード上に9度のテンションだけ書き込んでみました。

CMaj7, Dm7, FMaj7, G7, Am7に関しては9度の音がスケール上にあるので、問題なく3579のボイシングを使うことができます。

一方で、Em7とBm7(b5)の9度はCメジャースケール上にのっていないので、(コード単体としては適切だけど)Cメジャーの中では適切なテンションとは言えません。

このような理由で、

  • IIIm7(Em7)では9度のテンションを使わない
  • □m7(b5)コードでは9度のテンションを使わない

というのが一般的な扱いになります。

実際はといえば、けっこう使うんですけど、、、笑
だからこそ使う!っていう逆説的なところもあるかも。。。

が、その辺りは使いながら、そういうことねって実戦で理解していただくのが良いと思います。

ひとまず理論的なところはこういうことで、やはり、今回の内容の通りに弾くとちゃんと整頓されているように聞こえると思います。

スポンサーリンク