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Vol.559【 Keith Jarrett solo on Someday my prince will come – モチーフ・ディベロプメントの具体例 】

すぎやま

こんにちは!杉山です。

ライブ&セッションが来週に迫りました!

ライブ&セッションは皆さんの大切な一曲一曲を集めた、私にとってはこれ以上ない贅沢なステージです。演奏はもちろん、観客としても楽しめる特別な時間になると思います。当日が今から楽しみです!!

今回出演されない生徒様で見学希望の方がいらっしゃいましたらメールにてご連絡ください。

それから今回の記事ではモチーフ・ディベロプメントの具体的な例を挙げています。もし皆さんの中でもモチーフ・ディベロプメントを使った具体例な音源などご存知でしたらぜひ教えて欲しいです。

今回は前回説明したモチーフ・ディベロプメントの分かりやすい具体例としてキース・ジャレットの「いつか王子様が」のソロをご紹介したいと思います。

前回の復習

「A」というフレーズを元にして、「A’(ちょっと変えたもの)」「A”」「A”’」と発展させていくのがモチーフ・ディベロプメントだと思ってください。

モチーフ・ディベロプメントを使ったソロを聞いてみよう

まずは譜面と合わせて聞いてみてください。

いかがでしょうか?

なんとなく繰り返し(repetition)が耳に入ってきたのではないでしょうか?

フレーズを覚えて弾く、というのとはだいぶ異なりますね。

楽譜で確認してみよう

1コーラス目だけですが、モチーフと繰り返しらしい箇所にチェックを入れてみました。

最後に

実際にモチーフ・ディベロプメントを使いこなせるようにするのはかなり大変(だと思います)なので、初心者のうちはお勧めしていません。

音は非常に心地よいですし、特別な指のテクニックが必要というわけでもないのですが、これをその場で作り出すのは難しいんですよね。

すぎやま

やはりアドリブ初心者は拙著で説明している①スケール②コード③クロマチックで習得していくのが、一般的にはおすすめです。

ただし、最初からコードトーンに詳しい方や、焦ることなくリズムを使える方などは順序を変えても良いかと思います。

レッスンでもざっくり説明するだけで終わってしまうことが多いので、レッスンの補足になるように、機会があればモチーフ・ディベロプメントの具体的な中身について書いていこうかと思っています。

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