┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 コードシンボルについて 】
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今回は「ザ・ジャズ・セオリー/マークレヴィン」からの引用です。
↓英語版から p.9
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A C major 7th chord can be notated as
and they all mean pretty much the same thing.
Many jazz musicians just write C.
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アベイラブルノートスケールという考え方に慣れてくると
「そのコード(もしくはボイシング)のバックでは何のスケールが流れているのか」
を常に意識するようになってきます。
CMaj7の場合はCメジャースケール(普通のドレミファソラシド)が一般的ですね。
“6”も”M7”も”9″も全てそのスケール上の音です。
もちろんどう積み重ねてボイシングするのかでサウンドそのものは変わりますが、
バックで流れるスケールに違いはありません。
ですので、
CMaj7をあらわすコードシンボルは上記リンクのようにたくさんありますが、
どれも基本的には同じだと思ってもらって構いません。
┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 コードシンボルについて その2 】
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今回は「ジャズ・スタンダード・バイブル ~セッションに役立つ不朽の227曲」を眺めてみましょう。
まずは前回の復習です。
ざっくり言えば、
これらの「コードシンボル」はだいたい同じですよ、という内容でした。
これは、大事なコードの機能を保てば、
細かなところはプレイヤーに委ねられていると言ってもいいかもしれません。
(もちろん曲にもよりますが、、、)
ここで「ジャズ・スタンダード・バイブル」の”All Of Me”を見てみましょう。
「F」「Fm」「C」
この3つのコードシンボルには三和音の情報しか含まれていません。
これは「3和音だけ弾いてください」ということではなく、
プレイヤーの判断で6,7,M7をつけて弾いてくださいね、ということです。
レッスン中は私が勝手につけてしまうことが多いかもしれませんが、
徐々にそういうことか、と理解して選べるようになるといいですね(^^)