┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 5フィンガースケール 】
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今日は「5フィンガースケール」です。
これは正式なスケールというよりは、
5本の指で弾くスケールという意味合いです。
英語:Tonic から Whole Whole Half Whole
日本語:トニック から 全(音) 全(音) 半(音) 全(音)
という音程(インターバル)でできています。
ぜひ、リンク先の譜面と鍵盤上で確認してみてください。
この音程通りに弾けば、他の音からスタートする
ファイブフィンガースケールも自分で見つけることができます。
そして135の指を落とせば自然とメジャーの3和音が響きますので、
コードも同様に見つけられます。
この5フィンガースケールはコードを学習するためには必須なのですが、
日本で普通にピアノレッスンを受けている限りでは学ぶ機会はほとんどないと思います。
もちろん、私のレッスンでは必ずお子様にも弾いてもらっています(^^)
今回は、アメリカで有名な子供用テキスト「フェイバー」からの引用でした。
┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 5フィンガースケール その2 】
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5フィンガースケールの続きです。
せっかく12の5フィンガースケールを練習するのでしたら、
実際のフレーズとして使えるものにトライしてみるのはいかがでしょうか?
これは「Ornithology」というスタンダードのメロディーから
5本の指さえポジション通りにおければ、
あとは同じようにストンと指を落とすだけです。
ぜひ12の5フィンガースケールで、
上のようなフレーズを練習してみてください!
┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 5フィンガースケール その3 】
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5フィンガースケールはトライアド(3和音のことです)を見つけるのに役立ちますが、
それ以上にインターバル(音の距離、度数)を理解するきっかけになる、
というのが非常に大きいです。
5フィンガースケールが弾ければ、
自動的に「長2度」「長3度」「完全4度」「完全5度」のインターバルが分かります。
その他のインターバルは、これらを軸にすれば
簡単に見つけることができます。
短2度、短3度などはそれぞれ、長2度、長3度を半音下げる、といった具合です。
ジャズピアノはこの「インターバル」に強くなる必要がありますので、
焦る必要はありませんが、少しずつ実践とともに覚えていきたいですね!
インターバルに関しては過去のメール配信を参考にしてください。
https://yokohamapiano.com/?p=2744