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vol.111【 用語解説:ターンアラウンド 】

こんにちは!杉山です。

ライブ&セッションまで、残り一月をきりました!
こちらは現在、曲順を決めるのに悩んでおります(笑)。

同じテンポやリズムが続くのは退屈してしまうので、
ところどころボサノバやファンクを混ぜたり、早めの曲を入れたり、
と全体を通しても変化があって楽しめるステージにしたいと思っています(^^)

当日が楽しみです!

いつものトピック、張り切っていきましょう!

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 用語解説:ターンアラウンド】
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今回は「Reharmonization Techniques」からの引用です。

↓ p.73から
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「Turnarounds」
Turnarounds are used to increase the sense of harmonic motion toward a target chord at the beginning of a new phrase.
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典型的な「ターンアラウンド」は、
セクション終わりの2小節に使われます。

次の頭のコード(ターゲット)に向けて進行感を出すため、
ハーモニーの動きを追加するのです。

例として、Fブルースのラスト4小節を見てみましょう。

Gm7 | C7 | F7 | F7 || F7

F7に解決したあとは停滞してしまいます。
本来なら次のコーラスに向けて突き進みたいところです。

そこで使われるのが「ターンアラウンド」

もっとも一般的なのは「イチロクニーゴー」(わらかない方はレッスンで!)ですので、

Gm7 | C7 | F7 D7 | Gm7 C7 || F7

とリハーモナイズして演奏します。

そうすると次のコーラスの頭であるF7(ターゲット)に
向かって突き進んでいるように聞こえます。

ターンアラウンドは譜面に書いてなくても自然に追加されるものです。

今練習している曲でも、ぜひ「ターンアラウンド」を入れてみてください。

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