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vol.73【 ルートレス・レフトハンドボイシング 】

こんにちは!杉山です。

みなさんお元気ですか?

勉強会参加の連絡をくださった方々、ありがとうございます!

おかげさまで勉強もお酒も、楽しく過ごせそうです(^^)

では、今日も張り切っていきましょ〜!

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 ルートレス・レフトハンドボイシング 】
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一つのボイシング、”塊”で、これだけのコードを押さえることができます。

パターン1
A-voicing

パターン2
B-voicing

押さえ方は全く同じなので、ベーシストが何の音を鳴らすかによって、
コードが変わる、ということです。

まだ始めたばかりの生徒さんでも、パターン2のF7はブルースで弾いてると思います。
(始めは3和音でやっているので1音足りてませんが)

整理すると、

F7(9) = Cm6 = Am7(b5) = EbM7(#11) = B7(alt)

となります。

この様なルートを除いたボイシング(ルートレス・レフトハンドボイシング)は、
ベーシストがルートの音を鳴らさなければ、確実なコードの響きを得られません。

そのために(ベーシスト次第で)曖昧、アンビギュアスな響きを生むことができるんですね〜。

・その不安定感が面白い。
・ベーシストが自由になれる。

といった新たな効果が生まれます。

このボイシングの元祖はビル・エバンス。
そんなビル・エバンスはベーシストにどんな弾き方を求めたのか、
そんなことに注目して演奏を聴くのも面白いと思います。

8/30の勉強会では他の演奏と比較することで、
より鮮明に理解してもらいたいと思ってます(^^)

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