今回は基本のブルース。
Bug’s groove(Fブルース)のエンディングです。
「キーがFだから最後の音はFじゃないと変じゃない?」
というのが、ジャズをはじめる前の一般的な感覚。
たしかにそう感じることは大切なのですが、
実際はF(トニック)で終わることは少ないです。
↓譜面と音です
今回はシ(#11)で終わっています。
テンポがなくなってからはF7の上でGaugのブロークンコード。
トニックFはまったく鳴っていません。
これもひとつのジャズの特徴だと思うので、
ブルースを始めたばかりの方はぜひ、
最後の音をFで終わりにするのか、
Bで終わりにするのか、
もしくは別の音にしてみるとどうだろう?
と、ぜひ実際音に出して試してみてください。
もうひとつ応用にふれますと、
最後のコードがF6、Fmaj7だからといって
ここで使っていたF7を使っていけない理由はありません。
エンディングだけF7に変えてみるのも面白い効果が得られると思います!