用語解説

vol.170【用語解説:クロマティックパッシングノート】

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目次
1 ごあいさつ
2 ジャズピアノ・ワンポイントレッスン
 【用語解説:クロマティックパッシングノート】
3 お知らせ
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こんにちは!
杉山です。

昨日のジャムセッションに来てくださった皆様、
ありがとうございました!
そしてお疲れさまでした。

初めて参加された方もいますが、どうでしたでしょうか?

今度ぜひ感想をお聞かせください。

フロントが一人もいなかったので、
僕はピアニカとドラムで遊ばせてもらいました(笑)。
http://yokohamapiano.com/wp-content/uploads/2016/07/wp-1468490322857.jpeg

次回は9/28(水)になりました。
ぜひまた遊びにきてください(^^)

┌★2.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【用語解説:クロマティックパッシングノート】
└────────────────────────────────

今回は
「ジャズ・ピアニストのための ドロップ2 ヴォイシング・テクニック」
からの紹介です。

本の内容と直接関係はないのですが、、、

用語:クロマティックパッシングノート

  全音離れた2つのスケールノートの間に加えられる音

251リックでの例を2つ譜面にしました。

上が元となるベーシックな251リック、
下が”クロマティックパッシングノート”を取り入れた譜面です。

CPN1

CPN2

ぜひこういったアイデアも普段のフレーズの中に取り入れてみてください!!

┌★3.お知らせ等
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8月は勉強会です。
詳細は近々ですかね。。。
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●日程:8月6日(土)19:00~21:00
●費用:5,000円程度(お店の飲食代です)
●場所:未定
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それから次回のジャムセッションです。
参加できる方が増えれば、経験値を増やして欲しいので、
コンスタントに開催したいと思っています。
ぜひ遊びに来てください(^^)

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☆ジャムセッション☆
場所:メグスタ(関内)
http://megusta2288869.web.fc2.com/
日時:9月28日(水)
時間;オープン19:30 スタート20:00頃
チャージ:未定
セッションホスト:杉山貴彦(pf) 未定(ba)
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【発行者】 ジャズピアニスト 杉山貴彦

☆杉山ジャズピアノ教室:http://yokohamapiano.com/
☆杉山貴彦オフィシャルサイト:http://takahikosugiyama.com/
☆アメーバブログ:http://ameblo.jp/takahikosugiyama/
☆配信停止:http://yokohamapiano.com/?page_id=48

配信停止のできない場合は
お手数ですがコチラにご連絡ください。
magazine@takahikosugiyama.com
停止設定をさせていただきます。
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アンティシペーション Anticipation

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 用語解説:アンティシペーション 】
└────────────────────────────────

今回は「モダンジャズヴォイシング/Ted Pease and Ken Pullig」からの引用です。

↓ 英語版 p.17 から
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「Anticipation」
A note that was originally on the beat may be attacked half a beat ( an eighth note ) early – creating an anticipation.
==========

前回取り上げた「シンコペーション」の続きです。
「アンティシペーション」は音符を半拍先取り(それ以外もありますが…)して弾くことを言います。

譜面を見てみましょう。
anticipation

効果のほどは、実際に弾き比べてみてください。

ちなみに「アンティシペーション」「シンコペーション」と言わずに
日本語では「食う」と表現してしまう場合もあります。

私もレッスンで無意識に使ってるかもしれません。

テーマを演奏する際、アドリブの際、
ぜひ「アンティシペーション」を意識しながら弾いてみましょう!

ジャズでは非常に大事な要素です。


リズミックコンストレイント Rhythmic Constraint

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【リズミックコンストレイント】
└────────────────────────────────

今回は「Practicing Jazz: A Creative Approach」から練習方法の紹介です。

レッスンでやっている内容と似たものを見つけたので、
練習内容の補完材料として参考にしてください。

例として使われている「Moose The Mooche」はこういう曲です。

↓ p.17から

[1] 一つの曲からリズムだけをシングルノート(1音)で弾きます。
SIRC1

[2] 2音、3音、4音と使う音を増やし、同様のことをします。
SIRC2

[3] 一つのスケールを使って同様のことをします。
SIRC3

以降もこの本では訓練は続きますが、
あまり難しいところまでできるようになる必要もないでしょう。

ポイントは

「リズムフィギュアを使ってその上に音を乗せる」

という作業です。

最初は”1音”や”ペンタトニック””ひとつのスケール”、
やりやすいものから挑戦してみてください!


コードシンボル Chord Symbol

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 コードシンボルについて 】
└────────────────────────────────

今回は「ザ・ジャズ・セオリー/マークレヴィン」からの引用です。

↓英語版から p.9
==========
A C major 7th chord can be notated as
CM7
and they all mean pretty much the same thing.
Many jazz musicians just write C.
==========

アベイラブルノートスケールという考え方に慣れてくると
「そのコード(もしくはボイシング)のバックでは何のスケールが流れているのか」
を常に意識するようになってきます。

CMaj7の場合はCメジャースケール(普通のドレミファソラシド)が一般的ですね。
“6”も”M7”も”9″も全てそのスケール上の音です。

もちろんどう積み重ねてボイシングするのかでサウンドそのものは変わりますが、
バックで流れるスケールに違いはありません。

ですので、
CMaj7をあらわすコードシンボルは上記リンクのようにたくさんありますが、
どれも基本的には同じだと思ってもらって構いません。

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 コードシンボルについて その2 】
└────────────────────────────────

今回は「ジャズ・スタンダード・バイブル ~セッションに役立つ不朽の227曲」を眺めてみましょう。

まずは前回の復習です。

CM7
ざっくり言えば、
これらの「コードシンボル」はだいたい同じですよ、という内容でした。

これは、大事なコードの機能を保てば、
細かなところはプレイヤーに委ねられていると言ってもいいかもしれません。
(もちろん曲にもよりますが、、、)

ここで「ジャズ・スタンダード・バイブル」の”All Of Me”を見てみましょう。

ラストの8小節です。
all_of_me

「F」「Fm」「C」

この3つのコードシンボルには三和音の情報しか含まれていません。

これは「3和音だけ弾いてください」ということではなく、
プレイヤーの判断で6,7,M7をつけて弾いてくださいね、ということです。

レッスン中は私が勝手につけてしまうことが多いかもしれませんが、
徐々にそういうことか、と理解して選べるようになるといいですね(^^)


ハーフトーン Half Tone

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 半音(ハーフトーン) 】
└────────────────────────────────

「緊急じゃないけど大事なこと」
自己啓発書のワンフレーズのようですが、
音楽理論には多分にこういった要素があります。

すぐに役にたつかはわかりませんが、
確認も含めて基本的なことにもたまには触れていきましょう。

今日は「半音」です。

「半音」は”音程の最小単位”(平均律だと)です。

chro

数字に従って鍵盤を弾いてみましょう。

この順番に弾いた音同士の音程を「半音」といい、
この”半音のみによるスケール”を
「クロマチックスケール(半音階)」といいます。

混乱しやすいのは黒鍵と白鍵の存在です。
(「ド」の半音上は「レ」でなく「ド#」です!)

黒鍵白鍵以前に「半音は”1オクターブを均等に12分割したもの”」というイメージが大事です。

鍵盤を眺めるときもそういう視点でいてください。

レッスン中は「そこの音は半音上ですね」
といった表現をすることがよくあります。

白鍵黒鍵の存在に惑わされず、
「半音上」「半音下」と聞いてすぐに鍵盤を移動できるようになると理想的です!


クロマチックスケール Chromatic Scale

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 クロマチックスケール 】
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今回もハーフトーン(半音)の続きです。

半音でできるスケール「クロマチックスケール」の
運指はこのようになります。

chromatic
(オルタネートで1指2指を主に使う運指もあります)

ぜひ実際に弾きながら覚えてみてください!

このクロマチックスケールをそのまま長いこと弾くことはまれですが、
部分的にはかなり頻繁に使われます。

クロマチックアプローチ、クロマチシズムなど、
クロマチックスケールを使ったアイデアもいつか触れないといけないですね(^^)


ホールトーンスケール Whole Tone Scale

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 ホールトーンスケール 】
└────────────────────────────────

ホールトーン(全音)は半音二つ分(半音+半音=全音)のことです。

この全音を積み重ねていくことによって、
(大きく分けて)以下の二つのスケールが作られます。

wholetone1

wholetone2

ぜひ鍵盤を弾いて、サウンドを確かめてみてください。

非常に個性的なスケールですね。

実際の曲でも確かめてみましょう。

Stevie Wonder – You Are The Sunshine Of My Life

イントロで使われているのがホールトーンスケールです。
ジャズじゃないけど(笑)。

Thelonious Monk – Just You, Just Me

ところどころ使われていますが、
たとえば5:26ファからの下降はホールトーンスケールです。


シェルボイシング Shell Voicing

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 シェルボイシング 】
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今回は「The Jazz Piano Solos of Red Garland」
からの引用です。

ベーシストと一緒の時は根音を弾いちゃいけない!

と思うかもしれませんが、そんなことは全くありません。

ここぞという所ではガツンと弾いて、アクセントをつけてみましょう(^^)

そんな時に(も!)使えるバドパウエルボイシング(シェルボイシング)です。

shell
譜例の通り”根音と7度”もしくは”根音と10度(もしくは3度)”
を押さえるスタイルですね。
(10度はほとんど届かないので、私の場合、後者はほぼ3度で押さえてます。)

これだけでもベーシックなコードの輪郭は表現されます。

ぜひ実際に使ってみてください!


プレイアロング Play Along

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 プレイアロング 】
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今回は「The Jazz Piano Book / Mark Levine」
からの引用です。

↓ 英語版 p.271から
==========
Although horn players use play-along records far more than pianists do, some pianists find them a great help.
The Jamey Tebersold series, large and still growing, offers three basic types of records…
==========

プレイアロング(マイナスワン)は練習用のカラオケですね。

有名なのはジェイミー・エバーソルド シリーズです。
例えば↓
http://goo.gl/PejQde

1) ソングライターの曲集(例えばエリントンの曲を集めたもの)
2) スタンダードソングのコレクション
3) 特定の練習をするための音源(例えばツーワイブワンをすべてのキーで)

など目的に合わせて出版されています。

自分がジャズピアノを始めた頃はiReal proのような便利な伴奏アプリはなかったですから、
こういったものと一緒に練習していました。

機械と合わせるのか、人間と合わせるのか、
これには大きな違いがありますから、
みなさんもぜひこういった音源で練習してみてください!

きっといつも以上に夢中に、楽しく、練習できると思いますよ(^^)

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 プレイアロング2 】
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前回のメールで質問をいただいたので、今回も「プレイアロング」の続きです。

まず、「iReal Pro」はandroid,iphone,などのアプリケーションです。
http://goo.gl/7kkw0N

レッスンでも私がベースを弾くとき以外はほとんどこれを使っています。
デジタルなので、テンポの設定、細かいコード進行の修正、
移調などが簡単にできる利点があります。

それから前回お話しした「ジェイミー・エバーソルド」
のシリーズに代表されるような、
実際の演奏を録音したプレイアロングもあります。
http://goo.gl/eEwknF

こちらは何よりも、第一線のジャズミュージシャンと
擬似的に共演できるというのが利点です。

細かい練習にはireal proの方が向いているかも知れませんが、
ジャズのような生き物は、後者と一緒に演奏するほうが
格段に楽しめると思います。

教室の共有フォルダで「枯葉」と「Fブルース」
のみ聞けるようになっていますので、
ぜひチェック(共演)してみてください!

その次はセッション参加ですね(^^)


ダブルタイムフィール Double Time Feel

┌★1.ジャズピアノ・ワンポイントレッスン【 用語解説:ダブルタイムフィール 】
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今回は「ザ・ジャズ・セオリー/マークレヴィン」からの引用です。

↓英語版から
==========
「double time feeling」
Change the tempo to one that is twice as fast, but with the changes still moving at the speed of the original tempo
==========

“double”は”2倍の”という意味ですから、

「テンポは倍のはやさになる」が、
「コードチェンジは元のテンポのまま」

ということです。

日本語の場合は「倍テン(倍テンポ)のフィールで」などと言うことがあります。

あくまで”フィール”が倍になるだけで、
実際のテンポテェンジはおきていません。
倍に聞こえるだけ(?)です。

ちょうど今まで取り上げていたクリスマスセッションの音源

「マイルス・ディヴィス・アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ」

でもダブルタイムフィールへシフトしている音源がありますので、
その辺りに気をつけながら実際の演奏を聴いてみましょう!

1、Round About Midnight

リードシートはこちら↓
round midnight

2:30の「インタールード(通常のサイズ以外に挟み込まれたもの)」
をきっかけにダブルタイムフィールに変わります。
(ただ、ドラマーはその前からダブルタイムのフィールを刻んだりしています)

2、The Man I Love (Take 2)

リードシートはこちら↓
man_i_love

2:15のミルトジャクソン(ビブラフォン)のピックアップから
ダブルタイムフィールにシフトしています。


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